浅間山麓通信

風のそよぎ、水のせせらぎ、草の成長、海のうねり、大地の緑、空の輝き、星のまたたき、それらを私は偉大とする。

アーダルベルト・シュティフター



2007.6.22 Podcast 公開!
耳を澄ますと

夜明けのコーラス 11:34 5月26日 録音


“I'm here." “I'm glad you're there."

浅間山麓で拾い集めたサウンドスケープ(音の風景)です。
上のスピーカーの形をしたアイコンをクリックして頂くと、自動的にMP3ファイルの再生が始まります。
自然の音に興味のある方は聴かれてみて下さい。
バイノーラル録音をしていますので、ヘッドホン等を使ってお聴きになると高音質でより臨場感のある音の風景を体験出来ると思います。
なお、音量はお手数ですがご使用の装置にて調整をされて下さい。

podcast_iconPodcasting
このアイコンをiTunes などのPodcasting対応ソフトにドラッグ & ドロップして頂くと、MP3ファイルが自動的に更新・表示されるようになり、いつでも自由にPodcastを楽しめます。

BIRD'SEYE
(14MB. resizable window)
2万5千分の1地形図を利用した立体地図で、浅間山麓のほぼ全域をカバーしています。
上のバナーをクリックして頂くと、新しいウインドウに地図が開きます。
データサイズは約14MBととても重いのですが、Zoomifyer EZというソフトを利用しているので、案外スムースに見ることが出来るかと思います。


きになるイベント情報
森本二太郎写真展〜詩篇の慰め「憩いのほとり」
7月6日(金)〜12日(木) 銀座・教文館4階エインカレムにて
10時〜20時(最終日は17時まで)日曜日は13時〜20時
LOHAS Club Network 『小諸エコキャンプビレッジ』村民募集!
各種イベント・交流会へ参加するためには会員登録(無料)が必要です。
北軽井沢より −岸田衿子 野の花の道
7月15日(土)〜9月3日(日) 群馬県立土屋文明記念文学館


5月27日 日曜日

カッコウが渡ってきました。
まだひんぱんには鳴いていませんが、山麓のあちらこちらで「カッコー カッコー」と数回リフレインしてはまた飛び回って、自分のテリトリーを主張しています。(今年の初鳴きは19日との情報あり)

山麓はようやく遅霜の心配が無くなり、農家の皆さんはいま農繁期を迎えています。
野菜畑に大きなトラクターがガタゴト入り、多くの田んぼは田植えも終わり、小さな苗が気持ち良さそうに風に揺らいでいます。
昔はこの地方で、お田植えといえば6月中旬頃の風物詩でしたが、ずいぶんと早くなったものです....

浅間連峰の稜線付近に広がる天然カラマツの原生林ではカラマツの芽吹きが始まっていました。
人の手によって植樹されたカラマツの人工林と違い、長い歳月を風雪に耐えながら育った天然のカラマツの大木からは、威厳と風格を感じます。
山岳地帯ではダケカンバの新芽が膨らみ始めました。
周りの木々が緑の若葉で覆われる中、ダケカンバの芽吹きはまだまだこれから、肌色の樹肌はちょっと艶かしく一見枯れているようにも見えますが、枝の先のほうに小豆色をしたたくましい新芽を見つけることが出来ました。


5月12日 土曜日

親愛なるSさんへ

高原の休日をゆっくり過ごされたとのこと... 安心を致しました。
六四館の店長さんはお元気そうでしたか?

さて連休を過ぎ、こちらでは木々の芽吹きが標高1500m辺りまで進んできました。くすんだ茶系の山肌が見る見る新しい緑に覆われていく様は毎日眺めていても自然に心が踊りだす思いが致します。
目を麓の方に移すと、ぼつぼつ水の張った田んぼを見かけるようになってまいりました。山麓の傾斜に広がる野菜畑のあちらこちらで仕事に精を出す農家の皆さんの姿もここでは、ステキな風景の一部のようです。
かっこうの初鳴きもまもなく聴かれることでしょう。
なんといってもこれから梅雨入りまでの数週間が浅間山麓の一年でもっともよい季節です。

追伸
このWebページも以前のように頻繁に更新は出来ないと思いますが、なるべく新鮮な情報をお伝えしようと考えておりますので、こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願い致します。

敬具


5月8日 火曜日

浅間山麓通信が選んだEco-Celebrity TOP3

浅間山麓の水と空気を愛する会
長野県御代田町の苗畑ゴミ焼却場問題に対する取り組みを評価しました。
またゴミ焼却場の建設をただ反対するだけではなく、どうしたらごみを発生させないかといった「ゼロ・ウェイスト」の考え方を広く住民に啓蒙した活動は今後もぜひ継続させていって欲しいと思います。

浅間山麓国際自然学校
浅間山麓での自然体験活動と自然保護活動を通して地域の活性化と人的交流を促進し地域社会の発展に寄与貢献していこうという目的を評価しました。
アサマスタークロスウォークや「サイクリングフェスティバル あさま」の車坂峠ヒルクライムレースなど峠道を見直したイベントなども注目しています。

追分コロニー
軽井沢町追分にこのたび開店をした『エコロジーとエコノミー』 に関連する本を取扱う古本屋さんで、浅間山麓を愛した詩人であり、建築家であった立原道造の「浅間山麓に位する藝術家コロニィ」の精神を引継ぐという趣旨に賛同し評価しました。





"Hours are leaves of life and I am their gardener ... Each hour falls down slow."