MOVIE SOLILOQUY

 

2001.05.11 (FRI.)

 

 

このところ観て気に入ったのは「ドグマ」。天国を追放された二人の天使が天国に戻るために ニュージャージーの教会へ向かう。しかし神と争って追放されたふたりが天国に戻るということは神の否定を 意味し、戻れば世界の全てが消滅してしまう。 ふざけているような、ポップでもあるんだけど、妙に 繊細でそこはかとなく悲しい。ベン・アフレック好き。今までたぶん観たことないけど、なんか他の映画の 予告編でもう一度観たとき、アントニオ(・バンデラス)を観ているようなドキドキが。。。これは恋!??  神の使いの人もすてき。名前わかりません。 誰にも悪意がなくて起こる出来事なのに結局悲しい、そんな 感じ。

さてお題の「WHAT LIES BENEATH 」(お陰で英単語覚えられる。映画って スバラシイ・・・)。ちょっと前に偶然 TV で紹介していたのを片手間に聞いた。 ハリソン・フォードがあんな役をやるのはめずらしいと。「あんな役」とは「どんな役」なのか、そのときに おすぎかピーコ(どっちかわかんない)がひとこと言っちゃったので、私はあらかじめだいたいのストーリーを 想像してしまった訳だけども、なかなかよかったです。 「 SIX SENCE 」みたいな謎を解明する鍵がそこかしこに 隠されているというウリはないんだけど、系統は似ているように思った。 ただ、仄めかされてはいるのに 結局いくつか釈然としないまま終わったことがあって、その辺のねらいは不明。

妻は以前から(訳あって)神経過敏になっていたのだけど、そんなとき娘を大学の寮へ入れる。ひとりで 家にこもっているそんな時、隣家の争う声を度々聞き、ついにある夜隣家の夫が妻を殺害したと確信するように なる。

猟奇殺人の映画などを観ていると、おもしろい映画はどこか数ヶ所何度も何度も「え!? ちょっと何??」と 巻き戻して観るシーンがあったりする(邪道?)。この場合は猟奇殺人な訳ではないけど、やっぱり何ヶ所か しつこく巻き戻したところがあった。一ヶ所ミシェル・ファイファーの顔に「はぁっ!!???」と思う 瞬間がある。そこなども何度も巻き戻したところの一つですね。ハイテクっちゅーか、せっかくだからもっと わかりやすく(長く)映してくれよぉ・・・などと思いつつ繰り返し観た。全体的に結構美しいです。

ミシェル・ファイファーってアングロサクソン!って顔してる。そしてハリソン・フォードは胸が 厚い。。。スーツ姿ではわからないのに、すごい胸してる。「戦火の勇気」のデンゼルのTシャツ姿を彷彿と させる(新鮮という意味では)ものがあるなあ。

近頃だいたいにおいては健康であるにも関わらず、あちこちなんとなく具合が悪い。以前にも増して 足がつるし、背中もつるし、ぎっくり腰寸前と診断されるし、胸ヤケは加速するし、ビール四杯ぐらいで ぶっ飛ぶし、因縁つけるし(関係ない?)、「どうせ私のことなんか嫌いだろうよっ」とか開き直るし (これも関係ない?)、、、しかし最近 JAL のコンソメ・スープにはまっていて、 昨日もこの映画を見ながら胡椒をたーっぷり入れたそのコンソメ・スープを三杯飲んでしまい、「胸ヤケの 原因はこの胡椒の量ではなかろうか・・・」とひとり納得してしまった。今日は二杯飲みました。 そして 結局どんな映画なんだか全然わからないよな〜、これじゃ。