MURMUR

 

1998.11.08 (SUN.)

 

 草競馬

 

先週の日曜日「天皇賞」にはサイレンススズカの事件があり、馬肥ゆる秋といえどもなかなか競馬ファンは 悲しい思いをしてしまった訳です。競馬の二文字に敏感になっていたとかいないとか、たまたま 文化の日に「望月草競馬」の垂れ幕を発見。初めて草競馬を見ました。

ポニー、道産馬、競走馬のレースを繰り返す。これがなかなかおもしろい。
騎手はあちこちで落馬して、まわりから「○○さんちのおやじ(騎手のこと)、酔っ払ってるぞ」などと 笑いがおこる。
競走馬のレースなどはなかなかのものでした。馬は美しい。騎手が落っこちても馬はレースをリードし 続け、真っ先にゴールしたりもした。

馬を見て写真を撮っていたら、とあるオヤジが馬に無理矢理日本酒を飲ませていたのを目撃し、 拳を握ってしまった。近くに立ってたおやじに「あれは何をしているんですかっ?」と訪ねたところ、 見たまんまに日本酒飲ませてた。。。

     

上の右端の黄色いシャドーロールの馬、「触っても怒らない?」とひとり囁きながら鼻をなでてみた。 ちょっとイヤそうだったけど。。。触ったから応援して叫んでいたら、なかなかいい走りをしてました。 うれしいな。

今日の菊花賞はなんとか勝利。今年はほとんど競馬してないけど、先週から秋のGTに参加。 本日は今年初勝利・・・。

先週のサイレンススズカに関しての反応、聞くところによるとサイレンススズカの運命に泣く人、 人気に対しての結果で怒る人、などいたようです。一番人気だったので( 1.2 倍!)大枚はたいた友人Aは 憤慨してましたが、「サイレンススズカが“きっと勝つから私の馬券を万券で買ってください”と お願いした訳じゃない!」と私は対抗してました。「馬は走るもの」などと言う人もいたけど、 草原ならいざ知らず競馬で走って命を落としては悲しいです。馬券を買って観戦している私が言っても 駄目ですけどね・・・。