MURMUR
1998.11.02 (MON.)
わびしい日々を送っていたものだ・・・
会社が4連休で今日も休み。家人には「本当にみんな休みなの?」などと不審がられつつ家にいました。 夜はすずちゃんちに天皇賞の支払いしに行こうかとは思ったけれど億劫になって、久々になつくゆうたも 愛おしく、されどもあまりなつかれ仮面ライダーさせられるのも体力が追いつかず、 家にいたとは言え相変わらず部屋にこもってただボケーっと四川省なんて久しぶりにやったりして夜を 過ごしていました。
ふと、そういえば最近まともに音楽を聴いていないと思い立ち、購入したままほったらかしのCDを漁った ところ発見した
NEW ORDER の「 REPUBLIC 」をかけた。もう少し若かった頃、先日の
MURMUR にも登場した“ハモニカをくれたあの人”の 好きだという音楽を夢中で追いかけた。理由は、あの人は私にとって「神さま」で、あの人の聴くものを 見るものを、すべてが同じように好きだったから。でももともともしもあの人が私が好きじゃない音楽を 聴いたとしたら「神さま」じゃなくなってたかもしれない。私が知らないいろいろなことを教えてくれた。 そして教えてくれるすべてが私はとても好きだった。 10 年来なんてものじゃなく、もっともっと 長いこと、私はあの人のことが世界で一番好きで、今も一番好きだけど、もう会うこともなくなって、 「ただこの地面の続きにいるんだな」と、それで満足しようと思うようになってからはあの頃のように 苦しくなくなった。今でも夢に見るし、好きな作家はきっとあの人も読んでいると思ったりする。今日久しぶりにまともに音楽を聴いたら、毎日いやなことがあったり、げろげろしたり、 その苦しさが日々のすべてだったかもしれないことがすごくわびしく思えた。。。
好きな音楽を聴いて泣きたくなったり、そんなココロがどこかへ行ってて、それなのに泣きたいことは いっぱいあったし、、、でも今日は思い出せてよかった。