MURMUR

 

1998.04.14 (TUE.)

 

 自分に関する七不思議・その壱

 

またもやふと思うところあって、MURMUR をひとつ削除してしまいました。。。

このHPって実は誰でも見ることができて、もちろんそれを前提に公開していますよね。 なのに普段やたら誰にでも言いふらしたりしない鬱状態の自分や、自分のコトバを書いている訳です。 こんな隅まで見てくれるような人はどうこう言ったりせず、ただ黙って許してくれるものとは思うのですが、 ふと今日お風呂に入りながら、ある日突然知ってる人が 「ねーねー、鬱なんだって? なんか暗いことばっかり考えてるんだぁ、へ〜、、、ねぇねえ みんなあ、あの人って鬱なんだって」などと言い出したらどうしよう。。。などと思ってしまった。 世の中どんな人がいるか全く予想がつかないしね。
その思いつき自体鬱入ってるか。。。

実際は、身近でこのHPを知っていて訪ねてくれる人は明るい話にしか触れず、鬱なんて読んでない顔を し続けてくれていますし、まあ、壊れてるようだな、ぐらいは言っても深くは追求しませんよ。 そうしていただかないことには非常に困った上記のようなことになる訳ですが。。。

もしもそんな困ったことが起きて、「そんなこと言われたくない」などとこちらが言ったなら 「だって誰でも見られるインターネットで公開してることじゃない」なんて言われたりして・・・とか、 よからぬ方向へばかり考え及んで、ついに「つぶやき」なるものをひとつ消してしまったのです。。。

太宰治や萩原朔太郎、芥川龍之介や三島由紀夫や坂口安吾が「あの人って暗い」なんて言われたからって 書くのをやめたとは思わないけどさ。文学者と一緒にするのも失礼か。。。 文学者にはなれず、普通のサラリーマンの生活をするには、 または「わ〜た〜し〜は〜、く〜ら〜い〜・・・」という空気をひたすら漂わせて歩くことができない 私としては、誰彼構わずに何もかもを言ったりはしない。今目の前で笑って話している人の部屋には ロープが下がっている、そんなことも多々あるのではないかと、近頃通勤途中の車の中で思うのです。
それなのに、こんな風に思うところを公開するのはなぜなんでしょうね。。。