MURMUR
1998.02.18 (THU.)
長野オリンピック特別バージョン その弐
ちわっす。みなさまいかがお過ごしでしょうか。烏兎丸です。 長野オリンピック特別バージョンその弐をお伝えします。
前回はボランティアまっただ中で、ついついリアルタイムに愚痴ってしまいましたが そのボランティアも昨日を以て無事終了しました。
テレビのニュースで一度見たけど、オリンピック反対デモをしている人などもいるのですね。
オリンピックのために高い税金払ったり、環境についてや、いろいろな問題が提起されたことも
なんとなくわかる。
しかしながら、ボランティアに参加してとても楽しかったです(脳天気〜)。
最後の日は終わってしまうことがとても寂しかったです。
実際仕事の内容は、1時間交代で駐車場に立ちつくす・・・といったものでしたが、 歩いている人がすべてオリンピックしてるんですよね。会場の近くにはオランダハウスがあり、 業務終了後に二度程行きました。
オランダの人々ってすごく陽気です。そりゃあ日本人と同じくいろんな人がいるのだけど。
まず会場入り口でオレンジ色のファニーな帽子をかぶって、ichibanなどと書かれた白い布を
まとった人はオランダ人。
ちなみに私がとても欲しがっているのは、カナダ選手の帽子です。赤くてベレー帽がエイリアンに
なったようなやつ。入手した方はご一方ください。
昨日は男子10,000mで金銀銅をオランダ勢が占めたので、すごい盛り上がりでした。
ボランティアが選手を追っかけて問題を起こしたなんて話もその前にあったようだし、
オランダハウスに出向いてもイヤな顔をする人も正直な話一部いたんだけど、ハーイなどと歩いていると、
にこにこしてハーイと笑ってくれる人も多かった。
昨日のチャンプも入り口にいて、・・・でもその時はわからなくてただ通り過ぎてしまいましたわ。
だって駐車場に立ってるだけなんだもん、誰がどんな顔で何したか、
後になってみないとわからないんだよぉ。
昨日のチャンプの名前は日本で言う「ロメ」だったのだけど、ロメはどこ?とその辺の人に聞いたら 「ノーノー!ロ〜メ!(文章で見るとほとんど同じなのだが、“ロ”の部分で2秒間舌をまわす)」 なんて教わったりしました。・・・結局もう会えなかった。
自分のことはどんな風に映るかは他人の目を以てしないとわからないけど、こちらから見たら 観客の通路を意味もなく塞いで歩いても何も気づかないボランティアも結構目についた。 でもとにかく楽しかった。何がだろう。とにかく楽しかった。
今日から通常の生活に戻ったけど、ひとりも外国人に会わなかったことがすごく、すご〜く、 寂しかったです。
とりとめない話になりましたが、本日はこの辺で。