MURMUR
1998.01.18 (SUN.)
叱られるという事象に見る優しさ
こんばんは。烏兎丸です。
一月の大雪に見舞われました。母曰く、うん十年生きてきてこんなに降ったのは初めてだろうとのこと。
70cm以上降りました。雪かきで筋肉痛・・・。
そんな大雪第三弾は15日。成人の日です。ともだちの命日だというのにお墓参りにさえ
行けませんでした。
本当に朝から晩まで細かい雪が吹雪いていたけど、食料がないので姉と買い物に行ってみようと車に乗った。
でも家から1m離れることもできませんでした。
そんな晩にめずらしく保護者のこーちゃんから電話がありました。
ただし、家にいるとき携帯は部屋に放置してあるのでかかってきたその時には気づかずにいたんですよね。
さー、寝るかぁ。などと部屋にやってきて電話があったことに気づいて、こちらから折り返し電話をしました。
こーちゃんは、“この状態ではスタッドレスなどは役に立たないので、チェーンを巻きに行ってやろうと
思って電話した”と言うのです。なんていい人だっっっ。・・・自分でチェーンが巻ければ
問題ないのだろうけど、タイヤ一本替えられないもんなぁ。そのとき既に私は、仕事の忙しい時期も
ちょうど過ぎたし、よっしゃぁ明日は休むぜぃっと決意していたのでその旨を伝えました。
こーちゃんも電話が通じないのでお風呂に入っちゃったからもうやめる、と言ってましたけどね。
特に“これ以上車を潰したらひどいことになるだろう”と言ってたけど、前々からそんな心遣いの 溢れる人なんですよ。
与太者の私が何かしでかしたとき、叱る人は当然いくらかいます。
叱られて「この人がいてよかった」と思う人とそうでない人がいますね。
車を潰したときも家族、こーちゃん、ファミリー各人に叱られて、でも「とにかく無事でよかったよ」と
言われて、申し訳なく本当に反省しつつ、ありがとうと思ったものです。
自分がツイてないと思うときやなんだかやたらに落ち込んだときに、そんな人たちがいることを 思えば少し楽になれます。