MURMUR
1998.01.13(TUE.)
明暗分け難い、いわゆる借金王によるディーラーの悪口
今日の話は長くなります。
こんばんは。申し遅れましたが「借金王」の烏兎丸です。・・・なぜ借金王かと申しますと、
つまり昨年暮れ近くに急遽マイカー「廃車」という事態に遭遇することと相成りました。
ま、一番のキッカケは車をぶつけてしまったんですね。暮れだし(!?)。
実際ぶつけたとき車が負った傷はひととおり修復可能と言えたでしょう。 しかしながらいろいろな理由が重なって、頭金ゼロにして次の車購入に走る、しかしてここに 新たなる「借金王」の誕生!!となったのでございます。
そのいろいろな理由とは、
・修復できるものの、正規部品を以てしてもすっかりもとの調子には戻らないらしい。などですが、実はディーラーとの相性の問題が大きかった。
まず最初にアヤがついたのは、その車のメーカーのキャンペーン的ステッカーだった。 「え、、そんなん貼るの?」と思っても既に時遅し。しかもそのステッカー、しわしわのよれよれに 貼ってあるではありませんか。車がかっこいいとか悪いとかの感覚皆無の私だったが、許せん!!!!!と すかさず剥がした。思い返せばこのときから問題は始まっていたんだわ。
購入して数日たち、雨が降りました。ヘビースモーカーの私は、貴重な通勤中スモーキングのため 窓を開いたのです。そしたら、窓から雨がざばざば流れ込んでくるじゃあないかい。 「何事だっ」としばしオドロキ、ふと気づいてみれば、なんていうの?窓のところに普通ついてる バイザーがないじゃん。へーあれってオプションなんだね〜、などと呑気に言ってはいられなかったが その日はとりあえずこらえ、後日ディーラーに駆け込んで「すいません、窓のとこについてるやつ」などと 言ってみたらば、「あぁ、いるんですか。じゃあつけます。」・・・。 無知な私は、しかしながら自分の無知を恨むより、彼のディーラーの不親切を不信感とともに恨んだね。
購入して一週間たたない内に、背広に身を包み彼のディーラーの名刺を携えた人が家にやって来た。
その人曰く「新しい担当です。」 へぇ〜、なんか担当っていちいち関係あるのかな・・・などと
純真な私は思ったが、ほとんど一週間おきにまたもや違う人、しかも同じ言葉を発し訪ねてくること約4回。
そんなに変わるなら必要な時が近づいたときだけその時の担当が来てくれればいいよ。
しかもその都度彼等は「新車買ってください」チラシを届けてくる。
持ってくるだけではない。何度も何度もDMが届いた。そのとき私が不審に思ったことといえば
“この前買ったばかりなのに新車のチラシをこんなに送ってくるのは、もう買い換え時期ということか!!??”
そしてその頃フロントライト右が点かなくなった。「本当に買い換え時期なのか!?」などと 一種感動さえ覚えてしまった。ディーラー曰く「ランプが切れたんですね。」・・・二週間でかっっっ!! 新車だぞっっっっっっ。その前の車は母の代から何年乗っていてもランプが途中で切れたことなどない。 いやだ、もういやだ。
ある夜(廃車の事由となった夜よりも一年前)、やはりぶつけました。左側。 ドアを一枚替えました。変な話だけど私は別に運転が特別下手な訳ではないと思う。乱暴でもないし。 前の車はこすったことさえほとんどない。しかしぶつけました。直しにディーラーに持っていきました。 それから数日音沙汰なく、電話してみたら 「高く見積もって10万くらいかかっちゃうかもしれませんねぇ。」 ・・・ボーナスよ(それも暮れ近かったので)、さようなら。が、実際にかかったのは倍近い18万だった。 高く見積もって半額言うんじゃねーバカヤローっっっ・・・おっと、下品よね、失礼。
そして事件のとき、つまり廃車の理由となったそのときに、
「高く見積もっといた方があとで気が楽だから言いますけど、もしかしたら20万くらいかかりますよお〜。」と
言われ、わが家では「じゃあ倍の40万だな。」などと笑って(?)いたのです。
見積もりを何人目かもうわからない今の担当者が自宅まで届けるのに一週間かかるとのことで、
待っていたら10日経って電話があり「15万です」と言う。それが担当者か、それ意外の人なのか
なんて興味ない。こっちはほっと胸なでおろす・・・訳にはさすがにいかなかった。
ドア1枚替えて18万かかったのに“それはウソだっ”と思った。・・・・・・電話の向こうの彼は言った。
「これからラジエーターも一応見て、それから板金屋さんにも見てもらいますんで・・・。」 絶句!!
私が頼んだのは「見積もり」である。目見当ではない。「ラジエーターたぶんイッてるからっ。」と、
車知らずの私が震える声で言ったら「あっ、そうなんですか。」だと。
広辞苑で「見積もり」を調べろっっっ。じゃあ一体本当の意味で「見積もり」はいつ出るの?と半泣き、
半怒り状態で訪ねたら「あと一週間ですね。」と言う。イライライライライライライライライライラ。
よろしい。待とうじゃないか。・・・待っても待っても見積もりは届かない。電話した。
電話したとき「あっ、水曜日に正式に見積もりが出たので明日届けます!」と返事が返ってきた。
次の日持ってきた見積もりの日付は月曜日だった。14日(二週間)過ぎた日のことだった。
さらに見積もりは、MR.ビーンもびっくり。本当に倍だった・・・。
などなど最初から最後まで問題は発生し続けました。私が母に廃車の旨 (とにかくあのディーラーと縁を切りたい)を伝え、その理由を以上よりもずっと簡単に 説明したとき、母は「本当にあのディーラーじゃあねぇ。」と言った。
・・・そんなこんなで私は今年から「借金王」です。今年の秋あたりまたイギリスへ行って 遊んだろーなどと思っていたのに、借金王・・・。夢は宝クジのみ。
だけどさっ、今度の車は「愛車」と呼ぶにふさわしい。その内写真公開します。 まだ納車されてないんだけどね。ちょっと前の車の修理見積もりに時間がかかっちゃったもんだから・・・。 大雪で汚れちゃうからいいや。結構賛否両論。お楽しみに。
ディーラーは、どことは言うまい。
そのディーラーの元となるメーカー関連すべてが同じだとは思わない。
もちろんメーカーに問題がある訳ではないでしょう。・・・しかし不信感はやはり否めない。
私の仕事もそうですが、ほんの一角から信頼なんて崩れちゃうモノ。できることなら大声で、 あのディーラーの真ん前で叫んでやりたいって感じなのよね。 「ここだけはやめろお〜〜〜っっっ。」なんてさ。