MURMUR
2007.10.17 (WED.)
女って何?
有休も大してないのに二日続けて自主療養してしまった。最近自分でもおかしいんだけど具体的な理由があって 落ち込み続けている。何がおかしいって、通常ウツのときははっきりとした理由はわからず、どうにも こうにも浮き上がれない気分だと思うんだけど、例えばジンさんのことだとか、仕事のことだとか、 そういった明確な事象が原因となってすごく落ち込むなんて、あまりに人間臭くてばかげてる。 それでも落ち込んでいるのだから仕方がないけど。
去る連休に、以前の会社の呑みトモダチな元上司とその仲間たちが20名ほどの団体さんで信州に遊びにきた。
その際実は独身男性も数名連れて行くから、などという事前打ち合わせもあって、ジンさんをなんとか卒業し、
この耐え難くもつまらない職場もとっとと引退し、幸せな人生を送ってやる!!という全く裏付けのない情熱に
多少は燃えて飛び込んで行ってみたのだが。。。
しかし・・・そういう精神状態でそんなに呑むものじゃない。テキメンもうひとりの私が喜び勇んで現れて、
本当は、その翌日に十数年ぶりのゴルフ再デビューだったから早々に引き上げるつもりだったにも拘らず、
まあ、呑んで盛り上がってる人たちってのは、そのあと私がどう変貌するかまでは考えが及んでいないうえに、
翌日フリーのトモダチと一緒に行って乗せてってもらったものだから、そのコまで早く連れて帰っちゃうのか
ってことにもなり、「いーじゃん、いーじゃん、泊まって朝帰りなよ」ってことになっちゃう訳で。
その頃になれば、当然私だって既に自制なんてきく訳はない。「はー、まー、じゃー、そうしますかぁ」と、
そこからは人格バトン・タッチ。今の私には何もわかりません。何も知りません。
翌朝、「帰るわよ」とトモダチに起こされて、「なぜここに?そして私はまさかこれからゴルフに??」という
厳しい状況(いや、たぶんトモダチは自分はフリーだというのに私を起こして連れて帰らねばならない更に
厳しい状況だったのだろうが・・・)。脳に暗い雲が垂れ込めたままに車に乗り込んだ。
そこから世にも恐ろしい「昨夜の状態リサーチ」・・・。
まあ、大概は「うーん、別になんでもなかったよ」とか「結構酔ってたけど、まー、みんな酔ってたしねー」と
慰めのような、更に不安なような回答がくるものなんだけど、先日は「もうあの仲間とは呑めないかも」とか
言われて、相当激しくやっちゃったかと思ったので、元上司には「さようなら、お元気で」とお礼を兼ねた
メールでお伝えしましたわ。
結局後日再確認したところ、私の別人格に対面したのはほんの数名で、その内その別人格に対して初対面
だったのは、トモダチ本人ともうひとりだけ。元上司は自分も記憶がなくなるし暴れるヒトなので大して問題は
なかったようだ・・・。
しかし、人格が入れ替わったのとは別にこれには後日談が発生。
元上司から再度連絡があり、独身男性Aが信州地元なので、また近い内に帰省するから一緒に呑みに行こうと
いうのだわ。ついでに元上司も馴染みの店にも行きたいことだし一緒に来る、ほかにいた独身男性Bも同行
したいと言っているという。だからそのときは 必ずまたトモダチを誘うようにと。更には
もっとトモダチを連れてきてくれと。
正直な話、自分にとってはどうというすばらしいヒトはいなかった。呑み始めてすぐに私は「ジンさんを
忘れるなんて無理!」とはっきり悟ってしまったし。だから確かにトモダチにその話をするときにも、あっちの
ヒトは真面目そうだった、とか、ごくシンプルに仲介役的お勧めモードに入ってた。結局トモダチに
とっても同様に、どうというヒトはいなかったようで、「私はちょっと・・・」とお断りいただき・・・。
それは仕方のないことよ。
そこで、元上司に「ちょっとしばらくは色々と都合があるみたいで・・・」と伝えたら、なんだか少し因縁
めいた返事がきたんだよ。独身男性Aがその気になったのに、態のいい断り方をしてる、みたいな。
そのとおりなんだけど。
最近常に機嫌が悪い私は、そのときそれを受けてカチンときてしまった。呑みに行くなら私はつきあうから、
と言ったのに。で、カチンときたあと妙に哀しくなってしまったのね。まあ、端的に言うと「私じゃ不満か」
と。思って更に空しいことだけどさ。。。
ジンさんのコトバで、私は何度も何度も落ち込んでいた。ストロークの力を抜けということをジンさんが
言うように本当に100回言われてきたとしたら、「お前には女の魅力なんかない」ということは100万回は
言われているだろう。
そこで、どうでもいいようなヒトだというのに「あなたじゃ不満です」と言われたような状況に耐え難く、
「この世には私を女と思う男はひとりもいなくなっちまったよ〜!!」と、帰路の車中で超ブルー・・・。
私は「男前」だと言われることがよくある(女です)。実はその評価は結構好きだ。でも、それって
どんなこと? ジンさんは私が甘えてて、オトナなんだからしっかりしろと言う。それでもきっと「可愛げ」は
ないと思っているんだよね?女としては何もないけど、女のくせにトモダチとしては大好きだって、
どういうこと?それってやっぱり私が男前だということも原因?私が思うには、ひとコトでは言えないけれど
女でありながら「男前」であるためには、オトナなところもあるんじゃない?
それでなくてもいつの間にやら歳をとり、詩人だったがただの凡人と成り下がり、凡人になってしまった
けれど、「お前、ヒッピーみたい」と言われればちょっと懐かしくてうれしくて、それでもオトナになれと
言われてしまう。女であることが子供だという訳ではないのだろうが、トモダチとしてしか存在できない
自分って。大人であることはなんて残酷なんだろうと、漠然ではあるがしみじみ感じてしまった。
女であることって一体なんだろ。それが私にはわからないから駄目なんだね。