MURMUR

 

2004.09.15 (WED.)

 

話し相手もいないから

 

ジンさんの「恋」発言(恋してるかもしれないという発言)は、もともと最近ブルーな私を益々狂わせて しまった。
過食症にはどんどん拍車がかかり(このままじゃヤバイからもう間食しない、と思いながら コンビニへエクレアを買いに行く始末・・・)、前ほどではないけど禁酒もどこかへ行った。 煙草は一日30本だったのが、この頃では40本になった。
今まで書かないときは1年でも放ったらかしのここにも、なんだか毎日のように書き始めている。

昨日、幼馴染のバーで知り合った青年とデートした。「他にいくらでもいい男がいるじゃないか」と ジンさんに言われたために、本当かどうか確かめるグレた気持ちがあったかもしれない。
一目ぼれとか言ってもらっても、そんなことは今までなら信じはしなかった。第一もう長いこと 出会いもへったくれもあったもんじゃない。「絶対あいつはいい奴だ」という幼馴染自体、若い頃から オンナの敵をいっぱい作っていたらしいウワサは聞いていたので、 オトコ同士の結託と言えなくもない。
だけど、どういうことなのか全くわからないけど、そのデートが「また呑もう」とかじゃなくて 昼間の健全なショッピングだったのはかなり新鮮だった。

午後、アウトレットへ行って、私は久しぶりに adidas で買い物に走り、 秋の早い北軽井沢をドライブした。
帰り道に、行きには無かった煙臭いほこりがすごくて、「もしかして?」とラジオをつけたら 浅間山がまた噴火していた。
夕方は居酒屋へ。私は、気持ち悪いくらいどうでもいいような自分のことをしゃべり続けた。 手もつながない、非常にクリアなデートだった。非常にクリアなのに、今度はどこへ行こう とか、 何をしよう とか、浮気は駄目よ とか、なんだかラブラブな会話もちらほらと。。。
実際には「次」が本当にあるのやらわからないとは思いつつ、かなり楽しかった私は一体・・・。 そして、翌日の今日は通院する以外することもなく益々昨日の思い出が美しくなっていく。。。

婚約破棄以来、ジンさんに片想いし続けてただけで浮いた出来事も一切なくて、 マンハッタンの独身オンナたちはいつでもデートしてるって言うのに( Sex and the City の話・・・) もうこんなことって! すげー久しぶりっ!!
正直な話、どんな酔狂なのかしら と彼の気持ちを量りかねながら、自分は一体どうなのだろう。

ジンさんの「恋」という一言を思い返す度に、胸がぎゅっと暗くなる。自分がこんなに好きなように ジンさんが他の誰かを好きだなんて、考えたくない。 だけど、こんなに好きでもいつか徹底的に玉砕する までただ思い続ける意味ってなんなのか。
「だからお前はバカなんだ」と言って欲しかったのに、何も言ってはくれない。いつもケチョンケチョンに けなしたり、いじめたりされながら、それでも徹底的には私を遠ざけないことに希望を抱いてきた。 前は「煙草やめろ」って言って、この前は「煙草はまぁいいから、酒をやめろ」って。 そんなこと 言うから、希望を抱いてきた。ただ、酔っ払って変なメールとかするから言っただけなのかな。。。

今日の腰痛・通院では、背中にガチガチのテーピングされた。しおしおの言うようにババアかも しれない。少なくとも大人のはず。それなのに、何もわからない。わかることが何もない。
もしまた昨日の彼と本当に会うことになって、何度も会うことになったりしたら、それは私の「恋」に 進展するんだろうか。トモダチじゃなくて、ジンさんじゃない人と進展したりするんだろうか。
そうなってしまいたい気持ちが少し、あとはジンさんが振り向いてくれたらと相変わらずあがいている。 全くもって私は一体全体、何なんだろう。。。