MURMUR
2004.09.10 (FRI.)
キャリア?
前述のとおり私ってひまだから、いろいろなことができると思ったんだけど、毎日同じようにビデオ観て、
ウツウツと同じようなこと考えて、最近あんまりお酒呑まないようにしてるからお茶ばっかり飲んで、
ペットボトルの山の中で猫と暮らしているだけなんだよね。
靴や服を買うために、そろそろ新しい仕事を探さなきゃならないけど、タイミングが合わなくて、
仕事の紹介してくれるっていう話も自身の就職活動の他にあっても、なんだかよくわからなくて掴めなくて、
どうしたらいいかわからないし。ちなみにその話は私の髪型で引っかかるかもしれないんだって。もちろん
スキン・ヘッドとか、ドぴんくにしている訳じゃないんだけど、大人の社会ってそういうものかな〜って
他人事のように思ってる。
外国のドラマのように、大成功はしていなかったけど、前の仕事は なんとなく始めた割には「キャリア」に 近いものはあったと思うし、それなりに(あくまでもそれなりに、だけど)認められてもいたと思う。 だから退職すると言ったときに、お世辞じゃなくいろんな人が止めてくれたんじゃないかって、 勝手に自負しているんだけど・・・。
転勤せずに辞めたことを後悔してるんじゃない。自分で考えたことだし。
それに、長い登校拒否生活で「無職の間にメロウになる日も必ずある」ことは覚悟してた。
なのに、今は 仕事が忙しい忙しいっていう話を聞くと同情するとか羨ましいとかじゃなくて、
どうしても堪えきれずに ・・・ムカツクの。
どんなにでかい会社でも、どんなに働かないバカ女に苦労して努力しても、どんな難題をクリアしたって
実際前の会社は今はもうない。。。
「パソコンができる人」とかいう求人カード見て、「私なんて、ブラインド・タッチだもんね〜」とか
これを書きながらオナニー状態なのに、面接に行ってみれば「簿記級がないから」とか言われてさ。
ま、そりゃそーなんだけど、どうせ私は生粋の進学校ですよ。
それで悔しいから商業の勉強しようと思っても、会社がなくなった時期が中途半端だって。。。
〜〜〜 一応、ビジネス一般塾の資料取り寄せ中なんだけどね。。。
今こんな状態に陥った導火線的出来事は自分でもわかってる。 大本はもちろん仕事がないってことだけど。
・・・「営業」なんだよね。 これみんな出所は同じ。
まだそれでも精神的ゆとりある頃、退職金で車を買わされそうになった。まだそれでもまわりに
「どう思う?」って相談できる環境があったから、ゆとりある態度でそのときはかわすことができた。
それからカードを作ってくれって話があって、端からカードなんていっぱいある訳だしまぁいいか、なんて
自分でも思って作った。
いよいよ「働かなきゃ、絶対にもうすぐ鬱になる」という確信を持ち始めた頃、上記の新しい仕事の話を
持ってきてくれた人が「この医療保険、入って」・・・・・・。
何故、だからって鬱の導火線かって、出所が全部 私が愛して止まないジンさんだったから。
彼は医療保険の勧誘で言いました。「何でも話せる間柄じゃないか」。そしてランチ付き。
それで私はぷっつりと逝ってしまった。
誰かが優しくしてくれるのはとても大切なことだと思う。 でも最低限のルールがあるのでは? ジンさんならば率先して私のカーリー頭が社会で通用しないのは 当然のことだって言うと思う。でもそれ以前に最低限のルールがあるのでは?
・・・本当に日頃何でも話している仲ならば、協力することもできたかもしれない。
私は、一度は了解したものの、呑んでもいない夜になって「これではまるで独身年増の銀行員が
好きな人に貢ぐべく、横領するようなものじゃないか」と、それはそれは惨めな気持ちになって、
そのとおりに告げたのだった。「これではまるで独身年増の銀行員が・・・」を。
ジンさんからは「嫌な気持ちにさせた」メールが一度きて、
数日間私は、「それでもその位協力したっていいかも」という葛藤を繰り返し、それ以降音信は途絶えた。
さすが、何でも話せる仲ぁ〜と自分を皮肉るのもあまりに空しく、こうなった。
使えない、役に立たないオンナに成り下がった私は、映画や海外ドラマ(日本のTVも映画も観ないから
全部海外)では「あ、そんな男に騙されるなんて・・・」というパターンと重なって、ものすごく惨めで
自分がバカでバカで仕方なくなってしまった訳だ。
大体、重度のぎっくり腰って言われて、今までなら既にテニスにも行ってるかも(???)位に回復したのに
相変わらずドクター・ストップかかってて、運動不足だと思うわ。ストレスも原因。
コトバの暴力を嫌いながら、しゃべりまくるヒトを嫌いながら、コトバ対決好きなジンさんが
私にはそのしゃべりまくる行為が抱きしめずにいられなく感じられていたのかも。
ジンさん自身が言うように、「俺にコトバで勝とうと思うな」・・・であって、それって私が昔オトコのヒトに
言っていた台詞そのまんまで、だけど私とジンさんは全く別な人格な訳だから、私はコトバの暴力を嫌悪しても
ジンさんはコトバを駆使することに酔っている人種かもしれず、どんな大嘘を言っても相手が乗れれば
それは悪じゃないと考えているかもしれず、乗れなかった場合の結末には全く責任を感じないかもしれず、
何を話した程でもないのに「何でも話せる仲」と言う発言の重さには一切関与しないかもしれず、
使い慣れたコトバが、死なないけど人を死にたくさせるという本当のコトバの重量に気づいていないのかも
しれず、、、
私もたぶん、「惨めな気持ちになった」と言って保険勧誘を断ったときに、その断るコトバは
暴力であったろうと思う。 少し(?)「そういう大嘘で好き放題しようなんて!」的な
苛立ちがあった。
でも結果、眠れないのは愛してしまった私だけであって、日常当たり前な諍いをしたに過ぎない場合なら
思い出さなければ過ぎてしまうほんのささいな出来事なんだろう。
変なところでいつも同じ土俵に立たされて対等な私は、すがりつく腕だとか、頬を埋める肩だとか、 そういうものを手に入れる前に先ず、戦わなければならない。戦って、勝たなければならない。 打ち負かさなければならない。もしも打ち勝つことができたら甘えることもできるし、 でもその相手は敗者にほかならず・・・恐ろしい矛盾だ。 本当は私は白旗を挙げたままでいい。できれば、白旗を挙げたままにすがりついたり、頬を埋めたりしたい ところなのに、ははは、だからオンナは2種類な話に戻るんだぁ。むずかしいのとシンプルなのと。 何が境目なんだろう。。。
ああ、どこかへ行きたい。逃げたい。 通常「逃げるつもりじゃないけど」と言うべきところかも しれないけど、実際問題 私は逃げたい。