MURMUR
2003.08.04 (MON.)
何度も繰り返し...
最近またもや酒癖が悪いというか、昨日もジンさんに夜中電話しまくり攻撃で。。。
ジンさんはもうコーチをやめてしまいました。クラブのおじさま・おばさま方に「つきあってる」と
噂されたので。私的には「それがどうした?」と思うのだけど、ジンさんは嫌だって。
こんな私と噂されるのが耐え難いのかもしれない、と訊いてみたけれど、一応そんなことではないみたい。
自然につきあいたいんだよ、と、「それならば自然にします。」と約束させられたものの、
ろくに口もきかない、滅茶苦茶不自然なこの頃です。
昨日は花火を見ながら呑み放題!宴会に行ったけど、ジンさんはドタキャン。 ずっと、「食べて食べて」とか、「ほら、花火だよ」とか優しい人々に励まされながら 急速に壊れていった私。。。
ところで、最近ごく数回ではあるが元婚約者と会いました。彼が勝手にひとりで建てた
チョー和風の家を見に行ったりして。元々は「家、見に来いよ」的に再会したのですが。
うちのおねいちゃんは、 ・早く子供を生むこと ・腐るほどのTシャツが家の共有場所に
溢れているので早く持って嫁に行ってくれ という理由から、または ・彼ならばゆうたも連れて
海もディズニーランドも行ってくれる という(忙しいのに本当にそんな人)色々な事情で
今でも「私の弟」と呼び、再会は知らないくせに、「やり直せ」と言っていた。
私は、今までにも何度も何度もくっついたり離れたりしてきたけれど、今度こそは、もう戻るまい、と
あのときに思ったの。 知ってる人の中で一番やさしい、世界で一番やさしい、
この人と結婚しなければ、誰とも生きてなんていけないと思った。
死にたがりだった私に「ここに居ていいんだよ」と思わせる人でありました。
まあ、訳あって結局半身を削って破棄したものの、再会のうちには葛藤もしました。
戻らないと決めたこと、その経緯。 このまま会えばまた同じように私の一部が死ぬのだと、
同じようにまた別れて同じように泣くのだと。
今日は、勝手に建てたチョー和風の家に両親と住むことにしたので、もう何も連絡もしてくれるな、と
メールが来ました。自分で「呑みにこい」とか言ってたくせに、まるで別人。
それで私は、もう戻らないと思っていたのに、ジンさんのことを本当に誰よりも好きなのに、
やっぱりまた自分の一部がカンナで削られるかのように削られていくのを感じたのです。
堕ちていく感じ。壊れていく感じ。消えていく、死んでいく感じ。。。 わかっていたのにね。
そして大好きなジンさんとは日々刻々と険悪になっていく。
どうしてこんなことになってしまったんだろう。
それでも時は過ぎていく。時間はいつも味方で、どんなことがあろうとも
時間はいつも流れて、耐えられる筈がないと思うことさえなんとかやり過ごさせてくれるけど、
今は時が過ぎるのがイヤなんだ。
年をとったのかもね。振り返れば、着実に成し得たことは何もない。だけども「あのときこうしていれば」
と思うことさえさしてない。
先週美容院へ行って、めずらしく夏のパーマをかけた。美容師さんはトモダチだ。 新婦の髪も頼んでた。 唐突だったけど、「決めたことはきっと正しかったんだと思うよ」と、 言ってくれました。たぶん本当に正しかったんだろう。そうするしかなかったんだけど。 たぶん正しかったと思う。これからどうなるのか全然わからないけど、そしてまた時は過ぎる。 どうにもできずに、どうともなれずに、もしかするとまた振り返っても成し得たことは何もなく、 だけど、「あのときこうしていれば」と思うことがあまりなければいいな、と思う。 哀しいけれど、 とても疲れてしまったけれど、また時は過ぎる。