MURMUR
2000.08.17 (THU.)
「ブラック・ジャック」
本のページは
close したのでここに書くけど、私は小さい頃から 手塚治虫先生がとても好きだ。テレビの「リボンの騎士」や「ジャングル大帝」もきっかけのひとつかも しれないし、札幌に住んでいたときに友達から借りた「ノーマン」がきっかけのような気もする。 幼少の頃からヘンだった私に優秀な親戚のおばさんはハードカバーの「鳩よ天まで」を貸してくれたし、 何故か本屋には売っていないが近所の雑貨屋に入荷されていた「火の鳥」雑誌サイズも母が買ってくれた。 「ブッダ」を読んで夜な夜な泣いた時期もあれば、「ブラック・ジャック」を読んで外科医になろうと 実績の伴わない無謀な夢を見たこともあった。 ヤニにさえ染まっていなければ結構お宝になるかもしれない 本もあったりして・・・それはないか。。。で、近頃では昔の名作コミックが文庫版でかなり出ているのでぽつりぽつりと、未だ読んでいない作品なども 思いたったときに購入したりしているんだけど、「ブラック・ジャック」は今でもチャンピオンのコミック本 として出版されている訳だな。(装填は多少違うが、、、マンガ家生活
30 周年記念作品とか書いてあるし。。。) 実はこの作品は 1 巻〜 25 巻まであると思うのだけども私が 持っていたのは 1 巻〜 15 巻と 17 巻、つまり 16 巻と残りがなかったのですねぇ。 それで抜けた部分を少しずつ(一気に買えないところが貧乏人の哀しい宿命だけど)買いはじめた。 買いはじめたけど一から読まないとなんとなく気が済まなくなって、 1 巻から読んで、読みながら泣いている 日々・・・(^^;;;本間先生が亡くなるときの台詞などはなんだか書き移したような記憶がある。それにページを繰っていくと、 ところどころに小さな紙が挟んである。汚い字で何か書いてある。それを見て思い出したんだけど、 私は「ブラック・ジャック」の一話一話に出てくる病気について確かノートをとっていたのだ。 当時はコンビニもないしコピーなんて便利なものもさして普及していなかったので、その病気の絵を (複雑な内臓の絵を)トレーシング・ペーパーで描きとっていたんだった!! ああ、あの当時ちゃんと
25 巻まで買い揃えていたら、 今ごろは世界的名医だったかも・・・・・・(^^;;;;;;そんな訳で現在読みさしの「神の汚れた手」(重○さんお薦め)は会社が始まるまで中断されておりますが、 頭の中には以前ラジオ・ドラマで放送されていた「ブラック・ジャック」の“ブラック・ジャック! 日本人である限り、名前も素性もわからない”というナレーション(知ってるかな〜!?)などが流れつつ 相変わらずヘンな私だった。。。