MURMUR

 

2000.06.12 (MON.)

 

別離の洪水

 

近頃まったくもうえらく沈んでおって、ビールすら進まず、しばし固形のものはほとんど食べられず 「このままではヤセるわ」などと少し期待していたが昨日あたりからいきなりかなりな勢いで食欲だけ 復活してきた。。。ちなみに今も夜の夜中だというのに丸○の○モ・ソーセージを狂ったように 食べまくっています。。。

ここ数ヶ月というものまわりの環境がすっかり変わり、ママは未だ病院生活、仕事は仕事で相変わらず 覚えられず、銀行さんにはイヤミを言われ、そしてあまりにたくさんの人たちが去っていった。  何度言ったかわからない。「きっとまた会えますよね」「またいつか飲もうね」「遊びに行くから」 「絶対また会おうよね」・・・ 会社の中は異様にガランとして、毎日毎日これが現実だということを 見せ付けられている気分。

少し前、憧れのs○さんが「ホーム・ページおもしろいですね」と言ってくれました。読んだわねっ、と 思えば緊張もするがそれはもう嬉しかった。 が、その際に彼は私を「●井さん」と、言ってはならない 間違った名前で呼んだ・・・そう、それはストーカーの名前です。よく間違えられるんだけどね。 ああ、あれは酔っていたための幻聴か!? 周りで聞いていたヒロくんのほうが 「はうっ、その間違いだけは・・・」とひいていたような気もするが。。。 ・・・などと書いている内に やっぱり丸○の一部は逆噴射してしもうた。いいんだ、私はおせんべいやスナック菓子で十分栄養を とってるんだから・・・???

みんなみんないなくなった。テニスに行くからと約束もした。実際近日中にテニスではないが行くつもり。  だけど今まで普通に会っていた人たちのほとんどとはもう会えないかもしれないというのが現実。 s○さんだってテニスがなければ会えないだろうし、遠ざかることはあってもこれ以上近づく夢すら 見ることができない。どのみち夢なんだけど。

だからあのとき、ガール・フレンドがいることが“私に夢を見させない貴重な要因”であるかのような 発言をしたことが何度も何度も思い返されて、そんなことを言ってしまって自分はよかったのか何度も何度も 考えたりしている。たぶん諦めた顔をしたことは仕方なかったかもしれないし、本当に思いっきり 諦めているのも嘘ではないけど、あんなこと言わなきゃよかったという後悔は大きい。 諦めなければならないことと同様に諦められないことなんて腐るほどあるに違いない。諦めも事実、夢も、 見ること自体は現実。

あのときTAKE と行くと答えればよかったと思うことが 何度となくある。だからと言ってこのタイミングが原因でくっつくこともイヤだと思う。 いつも私は曖昧だ。人生に岐路があるというのは本当かもしれず、そんなものはないかもと思うこともある。 あるのなら刻一刻のすべてが岐路で、その数知れない岐路のすべてを曖昧にやりすごそうとしても時は流れて、 あるときふと知らず知らずの内にその道のどちらかを進んでいるんだということを思い知って愕然とする。 もう思い知るのはいやだなぁ、などと思ったときにはとにかく長生きしたくない、などと思えてならない。。。